人は誰でも間違える。ヒューマンエラー対策どうしていますか?

2021.06.30

https://www.tokubetu.or.jp/human_error/human_error02.html((一財)中小建設業特別教育協会)

以下抜粋

ヒューマンエラーに関して、興味深い報告があります。
ある研究によれば、人間が間違える確率は、電話のダイヤル回しで20回に1回、単純な繰り返し作業で100回に1回だといわれています。思いのほか高い確率ではないでしょうか。これは、人間の注意力には限界があることを示しています。どんなに注意深い慎重な人であっても、疲労や錯覚などでヒューマンエラーを起こすことがあるのです。

「人は誰でも間違える」、「人間が間違える確率はけっこう高い」という事実の理解が、ヒューマンエラー対策の出発点です。航空・鉄道業界では、この事実を前提として対策が立てられています。

全産業で労働災害が最も多い建設業界でも、「人は誰でも間違える」という事実を前向きに捉えてヒューマンエラー対策を考えることが、とても大切です。